バイク便ライダーの副業、実態は?
バイク便ライダーとして、バイクに乗りながら稼げるという、バイク好きには楽しい仕事です。副業でもできるの?と思う人のために、このバイク便ライダーの副業の実態をご紹介します。
バイク便の仕事内容
「バイク便」とは、ちょっとした書類や小荷物をより迅速に届ける仕事です。渋滞して車では何時間もかかる所でも、バイクなら行けるのが大きいメリット。顧客は、主にオフィス街の会社関係なので、東京、都内、神奈川、大阪、名古屋あたりが中心となります。宅配便の翌日配達は急を要する資料や書類を届けたいときには役に立たない。社員が届けるより、専門のバイク便に依頼した方がむしろコスト面でも安上がりとなります。そのため、根強いニーズがあるビジネスなのです。
バイク便は、委託で副業にできる
一方、働く側は、時給制ではなくほとんどが「委託」と表示された完全出来高制で働く業務委託が特徴で、バイクも持ち込みで使用するのが一般的です。
それでいて、このバイク便ライダーの副業は、出社の必要のない現場ワークなのが魅力です。携帯電話やGPS端末に直接、本部から集配の指令が来るため、荷物の受け渡し以外は、気ままに過ごせます。趣味のバイクを楽しみながら稼ぎたい人にとっては、またとないバイトといえます。
バイク便は儲かる?稼げるの?
それで、この仕事の何がおいしいかというと、第一に収入の高さ。基本的に、客から貰った代金掛ける歩合率で計算します。歩合率は、会社によってもかなりの幅がありますが、おおよそ45%〜55%といったところです。
バイク便:歩合の場合の給料は?
例えば、バイク便大手会社の場合、53%の歩合率。荷物の平均単価が2,400円で1日12件配達すると「2400×53%×12件」でなんと収入は1日1万5千円。専業のプロは1日2万円以上稼ぐことも珍しくないという高収入バイトなのです。
配達料金は大手の場合、4キロで2,500円弱、短距離なら1キロ毎に500円を得られます。バイク好きも、ただ流すだけではガス代がかかる一方ですが、走れば走るほど稼げるとなれば、ヤル気も随分異なってきます。
バイク便の時給はいくら?
委託ではない場合、平均時給は、1,100円くらいになりますが、それでも時給1,400円前後の求人もあります。競輪・競馬などギャンブル系スポーツ新聞のルート配送も「土日祝日のみOK」で、これはなんと最高で時給2,500円との募集もあります。
バイク便ライダーの免許は?
自動二輪の免許がない人は「原付ライダー歓迎」の募集を探します。原付なら普通免許でOKです。
バイク便の副業は、土日のアルバイトとして出来るの?
副業なので、土日しか休めない人は「ルート便ライダー」に注目してみましょう。定期便としてルート配送する仕事で、携帯電話を各ショップに配達する仕事が最近増加しています。こちらは「土日祝日のみ勤務」できるので、サラリーマンには願ってもない条件です。