ジャンク品でネット錬金術
★ジャンク品でネット錬金術
ひとつケーススタディをしてみましょう。
不要になった古いパソコンが眠っていませんか?最近は廃棄するにも大変です。リサイクル料金として、本体3,000円、ディスプレイ4,000円、合計7,000円もの費用がかかってしまいます。
それでは、これをネットオークションに出品するとどうなりますか。出品は一式セットでもいいですが、それでは単なるゴミとして見て、誰も買ってくれないかも知れません。
そこで、本体を分解して出品するのをパーツ単位でするのが、オークションで儲けるネット錬金術です。実際に落札された価格から、本体だけでいくらになるか試算してみましょう。ハーデディスク 600円/ メモリ 300円/ CPU 400円/ CDROMドライブ 300円/ FDドライブ 400円/ マザーボード 100円/ ネジ 100円/ ケース 300円/ 電源 500円/ CPUファン&ヒートシンク 500円/ LANカード 100円/ ケーブル類 100円⇒合計3,700円。
ということで、3,000円持ち出しのところ、本体だけで3,700円のプラスということになります。これにディスプレイ 300円(さすがに送料が高くなるので売れない可能性もあるが)にOSのCD(リカバリーCDは不可) 500円と、マニュアル一式500円を加えるとなんと5,000円近くものプラスになります。
処分するのに7,000円かかっていたのがプラス5,000円となると、都合12,000円も得したことになります。もっとも、出品にかなり手間はかかりますが。
「ノンクレーム、ノンリターンのジャンク品」(動作保証なしのこと)として出品することは誰でもできるはずです。
でもどうしてこのようなゴミを買う人がいるのでしょう。要は、世の中には古い機種を使い続けている人は少なくないってことなんです。故障したとき修理をメーカーに出すと非常に高いコストがかかるし、機種によっては部品在庫がすでになく修理不能なこともあります。
また、改造マニアの人達にとっては、古い機種の部品は宝の山です。人が見たらゴミと思える部品でも、彼らのニーズに合うかも知れないのです。そのような人達にとっては、たとえゴミパソコンを分解したジャンクパソコン部品であっても、普通の店には売っていない、”レアモノ”で、なおかつ激安商品なのです。これがネット錬金術ともいえるでしょう。